水をベースに森との関連を伝える環境教育の要素を加えたプログラムを展開したい〜「ウッキーズ」加藤寿宏さん

ウッキーズ加藤寿宏さん

ウッキーズ 加藤寿宏(かとう・としひろ)さん

 

―どのようなプログラムがありますか?

加藤 当社は川のプログラムがメインです。人気は「のんびり川下り」といって1歳からできる川下り。ラフティングのボートを使ってゆっくりと自然を感じながら川を下るツアーです。

ほかにはカヌーツアーや、カヤックツアーがあります。最近は1人乗りカヤックの人気があるのでしょうか。家族で参加され、それぞれが1人乗りのカヤックに乗って川を下るツアーも、お客さまの要望に応えるかたちで実施しています。

 

―コースはどこですか?

加藤 川のフィールドは空知川の中流域、富良野の市街地から少し下った部分をコースにしています。同じ部分でもラフトボート・カヌー・カヤックと乗り物が変われば迫力がだいぶ変わってきます。

わたしも始めは上流部で激しいラフティングのガイドをしていましたが、上流部では小さな子どもたちが乗れないのです。家族で来ると、どうしても、お母さんと小さいお子さんだけがベースで待っているという状態を見てきました。ペット同伴の場合、愛犬もそうです。せっかくの家族旅行なのに、みんなで参加できなくて、もったいないなあと。だったら、家族全員が参加できる場所に移そうと思って現在のエリアにしたのです。

たまたま、見つけたコースが誰も使っていないコースだったことも決め手でした。自分自身もアウトドアするなら、人に会わないコースのほうがいいやと思っていたので(笑)。2006年の開業以来使っています。富良野のまちに近いこともあり、移動時間が短いことも利点です。

 

ウッキーズさんのカヤックプログラム

―どのような雰囲気ですか?

加藤 サラリーマンを辞めるきっかけになったことに、カヌーイストの中では有名なカナダのユーコン川に行ったことがあります。2週間くらいカヌーで川旅をしました。ここが、その時の景色に似ていたのです。景色は、北海道のドーンという雄大な雰囲気。僕にとってはピタッとはまり込んだ場所だったのです。

空知川周辺は、春夏秋冬がわかりやすい場所。新緑の緑から深い緑になり、お盆が過ぎるとちょっと褪せてきてやがて紅葉になって雪が降る。すごくいい場所です。

 

―ユーコン川に行くまでは?

加藤 静岡県生まれで、子どものころから自転車が大好きでした。自転車の三角形部分の部品であるフレームをつくる職人になりたかったのです。そこで東京に行ったのですが、都会の生活になじめず。地元に戻ってきて、自動車の関連会社で働いていました。

当時、たまたまカヌーに出会って乗っていたのですが、ショップのオーナーがカヤックというものもあり動きがあって面白いよと。カヤックに乗ってみたらハマってしまいました。愛知県の豊川や木曽川といった激しい川を下って遊んでいました。

ある時、北海道旅行をしました。たまたまライダーの人と一緒に野宿をしたんです。その後その人から「ある雑誌に載ったから見て」という連絡をもらいました。記事では、「日本1周を目指していたけど時間切れでできなかった」。そんな内容を読んで、自分も感化されました。今ある時間で何ができるのか、を自問しました。ちょうどいいツアーがあったので、ユーコン川に行くことにしたのです。有給休暇と夏休みをあわせて。上司にはさんざん怒られましたけれど(笑)。29歳の時です。

 

森の中で語る加藤さん

―北海道へ移住するきっかけは?

加藤 ユーコン川から戻ってきたころ、仕事や人生にもやもやとしていました。体には帯状疱疹もできるほど。そんなころ、カヤックのインストラクター試験があったのです。4日間の泊まり日程。たまたま相部屋になった人が北海道のラフティングガイドの人でした。その人から、「もやもやしているんだったら、ウチにおいでよ」と。十勝アドベンチャークラブ(TAC)のスタッフでした。それで30歳の時、北海道に移住することにしたのです。なので、ラフティングの操船は十勝で覚えました。

もともとサラリーマンのころは、後にペンションをやりたいなと思っていました。北海道に移住する直前、冬に白馬でペンションの居候をしてみたのです。実際に仕事をしてみると「いやあ、ペンションって大変だなあ」と(笑)。これは自分ではできないなあと思いました。でも、アウトドアガイドになれば、ガイドだったらやっていけるのかなあと。なんとなくのイメージがありました。

 

―なぜ、富良野に?

加藤 妻と知り合い結婚することになって、どこで生活をしようかと拠点を探していました。知人が「ここ富良野はいいところだから、もしよかったら来たら?」と。その富良野の知人の会社を訪問して、冗談で「空き家探しにきたわ」と言いました。すると、隣の机にいたおばさんが「ウチのおじいちゃん家が空いているよ」と。すごくありがたい巡り合わせがあってその家に住むことに。今に至っています(笑)。

 

―仕事のスタート時はどんな状況でしたか?

加藤 ガイド業のスタート時には、自分でパソコンでチラシをつくってホテルやレンタカー屋さんとかに置いてもらいました。初年度はお金もないのでモノクロ印刷。でも、なんとなくお客さまが来てくれて。なんとかやってきました。ちょっとずつ、参加者も増えてきてありがたいことだと思っています。

最近は、スタッフを1人増やしました。ぼくらも家族が増えてきて、会社的にはもうひと超えを目指さなければというところです。新しい展開をつくっていく段階。3年前から森のプログラムも開始しました。「ハイランドふらの」さんの近くの森をお借りして。小学生くらいの子ども向けですが「森の宝探し」と題して、森に住む動植物を探して、生き物つながりで、森と川の生態を案内しています。都会にはない、自然。森と川がつながっていて、かけがえのない水があって、ということを伝えています。

「森は水をたくわえるにはとても重要なんだ」といったことを感じてほしいと思っています。北海道旅行から帰って自分の生活に戻った時に、なんとなく水のことにおもいをはせてもらえたらうれしいなあと。

 

加藤さん

 

―今後の抱負をお聞かせください

加藤 最近、環境教育ということばを聞く機会が増えてきました。ぼくらも自然の中にいて、自然を感じる人間なのでひとつでも知識や知恵を持ち帰ってもらいたい。「ただ楽しい」ということも大切なのですが、楽しめた理由のひとつが、こういうことなんだよということを伝えていきたいと思っています。

今年2019年、48歳になります。10年後もまだカヌーやカヤックを漕げるのかなと(笑)。富良野は花観光が有名ですが、お花には土が必要で、おいしい農作物にはいい土が必要で、とか。いい土には水が必要でと。次の世代の子どもたちに、こういった自然環境に関する話をしていきたい。

世界では水の争奪戦が起きています。身近なところから、自分たちのできることから始めたいと思っています。伝えられて、参加者の行動につながればいいなあと思っています。

 

本文敬称略

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北海道で買って帰ろう~こんなお土産どうかしら 六花亭 帯広本店

北海道には、おいしいおいしい食べ物がたくさん♪
お土産選びにも迷ってしまうことでしょう。

今日は、「六花亭 帯広本店」さんからピックアップ

スイーツが有名な六花亭さんですが、帯広本店で出会ったものは「ポテトチップ」

んんっ?? 1,800円のポテトチップ??と思いましたが、1箱12袋入りでした。
しかしー、軽いですが、その1箱がなかなかの大きさです(笑)

せっかくなので、箱買い押しですが、もちろん、1袋づつもOKです!
お馴染みの柄のパッケージに入っていて、とてもかわいいのです♪

楽しい思い出と一緒に、おいしいお土産も持って帰ってくださいね~♪♪

◇今回のお店◇
六花亭 帯広本店
北海道帯広市西2条南9丁目6
電話番号 0155-24-6666
営業時間 9:00~19:00
※喫茶室は、11:00~17:30(ラストオーダー17:00) 毎週水曜日は定休日

体験プログラムを通して黒松内町の魅力を発信、最終的には移住者を増やしたい〜(一社)黒松内町観光協会ブナ北限の里ツーリズム 事務局長 本間崇文さん

本間崇文さん

(一社)黒松内町観光協会ブナ北限の里ツーリズム 事務局長 本間崇文さん

 

―現在の体験プログラムはどのようなものがありますか?

本間 以前はメニュー数もたくさんやっていたのですが、3年くらい前から絞り込みました。現在、主なものは4つです。ブナ林のガイドウォーク、釣り体験、サイクリング、農業体験、です。最近の人気は釣りですね。日本人はもちろん外国人も参加します。満足度が高いプログラムになっています。

 

―どのあたりが魅力ですか?

本間 朱太川(しゅぶとがわ)がいいのです。この川の源流は太平洋に近いところにあり、43.5キロかけて日本海に注ぎます。ここは黒松内低地帯と呼ばれるところ。標高の高い山の中に行かなくても、上流部の渓流にすっとアクセスできるところがいいところなのです。

支流もたくさんあります。あちこちのポイントに入りやすい、アクセスしやすいということも人気ですね。苔むした岩とかあって渓流の雰囲気は抜群にいい感じなのです。

釣れる魚はヤマメが中心。大きさは15センチ前後が多いでしょうか。基本は釣って、リリースして楽しみます。札幌近郊から参加する人は持ち帰りもします。別途料金で、河原で炭火焼きにして味わうということもやっています。

 

黒松内の朱太川での釣り

 

―そのほかのプログラムは?

本間 サイクリングは町内に整備されたフットパスコースを利用します。短い距離で周遊できる里山サイクリング。ポタリングというぶらぶらしながら町歩きを自転車に乗って楽しむというものです。使用する自転車はクロスバイクを使います。走行距離は20㎞くらいです。

途中、農家さんに寄ったり、カフェに寄ったり。時期が合えば、アスパラやブロッコリーといった収穫もします。リクエストに応じて、街で買い物もします。事前予約が必要ですが、ミシュラン掲載店でランチを楽しんだりします。農業体験は収穫体験が中心です。季節ごとに収穫できる野菜類をアレンジしています。

ブナ林ウォークは定番になりました。黒松内町は国内のブナの北限地帯。いくつかある森の中へ案内しています。

 

サイクリングガイドとしての本間さん

 

―生い立ちをおしえてください?

本間 生まれは小樽市です。幼少期から思春期を宮崎県で過ごし、山口県の大学で経済学部を卒業。学生時代、ピカソの作品を観て魅せられました。本格的に芸術を学ぼうとイギリスの大学に入学して学びました。

卒業後は、リバプールで作家活動をしていました。イギリスには10年間いました。美術とメディアコーディネーターとしてロケ地の紹介などもしていました。ロンドンでは旅行会社でも働き、添乗員もやりました。

当時は、日本人富裕層のイギリス旅行の対応・コーディネートをしていました。今は逆、黒松内にいて海外の富裕層の対応をしています。場所は違いますが、やっていることはさほど変わらないような気がしています(笑)。英語力もイギリス時代に培ったものです。

 

―その後は?

本間 43歳の時、帰国しました。一時、札幌に住んでいましたが、サロベツ湿原でフットパス整備などのスタッフを募集していることを知り豊富町へ移住しました。

豊富時代では、自然の保全活動に勤しんでいました。3年間、自然ガイドの修行時代だったと思います。湿原の植生調査でカヌーに乗って。カヌーも1日15キロくらい漕いで、川を遡上しながら調査やゴミを拾ったりしていました。

 

黒松内観光協会の事務所で本間さん

―移住して何年ですか?

本間 ここ黒松内町に来て2019年で8年目になります。最初、グリーンツーリズム(GT)を振興させるコーディネーターとして移住してきました。GTだけでは部分的な活動にしかならない。そこで、町全体のプロモーションが必要だと考え、当時、観光協会がさほど活発に動いていなかったこともあり、一体化することを提案。2年前、社団法人化になりました。

人材の発掘とか、観光資源の開発とかが主な役目です。わたし自らもガイドをやります。美術をやっていたことで、クリエイティブなことは好きす。その延長線上の観光コンテンツをプロデュースすることも楽しいですね。

 

―今後の抱負をおしえてください

本間 最終的なゴールは黒松内町に滞在してもらうこと。このまちに移住者を増やすことかと思っています。そのためには、まちの暮らしぶりを見る体験を通じて、1週間、1ヶ月となるような滞在を長期化するしかけが必要かと考えています。お試し移住住宅のほかに、空き家を使ってAirbnbなどで貸すなどする構想をしています。

かつて、イギリスでよく見かけましたが、あちらでは一軒家を改修して貸し出すガイドブックがあるのです。たいがいは1週間単位で料金が設定されています。英国では、こういった物件をマネジメントする会社もあります。プロパティマネジメントをしている会社です。

黒松内町観光協会も、地域のDMO(ディスティネーション・マネジメント・オーガニゼーション)としてどこまで貢献できるかわかりませんが、こういったことができる組織にしていきたいと思い描いています。

本文敬称略

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北海道余市でシーカヤック

今日は、余市までおでかけです。シーカヤックに乗っちゃいますよ~!

札幌から、車で約1時間15分ほど。
高速道路が「余市IC」まで、開通したので予想以上に早く到着!

快晴のシーカヤック日和です。

それでは早速、海に漕ぎ出していきましょう!!
海面がキラキラ光って、とってもキレイ✨

光の加減によっては、言葉で表すことのできない色を見せてくれます♪
自然ってスバラシイ!!

いや~、波に揺られるって、とっても気持ちがよいものですね!!
うっかり、海の上でうたた寝をしそうになりましたが
後ろに乗っているボスに怒られるといけないので、目を閉じながら頑張って漕ぎます(笑)

そんなこんなで、いよいよ、本日の目的地「誰もいない場所」が見えてきましたよー。

上陸して、タープを張ってもらっている間に、食材を調達しに出かけます。
魚を狙っております。目指せ、大漁!

漁に出かけている間に、基地ができあがっておりました!
目の前は、海!!快適でございます。

そして、海を眺めながらのランチ&コーヒータイム。
波の音を聞きながらの心地よい時間が流れます。

はぁ。。何度も言っちゃいますが、海キレイ✨✨

もっと基地にいたいのですが、そろそろ帰る時間となってしまいました。。
名残惜しいですが、戻りましょう。

おっと! その前に気になっていた洞窟に寄り道です。

今日は、マイナスイオン浴びまくりの贅沢な一日でした!
自然の中で過ごす時間は、ヒーリング効果抜群ですね♪

この夏、喧騒から離れて、自然の中でのんびり過ごしたい方に
「シーカヤック+ハイキング」や、少しワイルドな1泊2日「シーカヤック+キャンプ」のプログラムもありますよ~♪

プログラムの詳細はコチラ:
コースNo.5097
超絶景シーカヤック&ハイキング 1Day ツアー<送迎付き>

コースNo.5123
【シーカヤックで行く】誰もいない無人の浜辺で1泊2日のキャンプツアー

今日のおやつ~夕張メロン編~

今日のおやつは何かな~♪

そう、赤肉がとても美しい「夕張メロン」!!
なんだかきらきら輝いて美味しそう~~もう我慢できないのでいただきます~♪

あま~いっ!!熟れていて、口の中でとろけます。
あ~幸せ♪

皆さまも、ぜひおいし~いメロンを食べに、北海道へお越しください!!

北海道体験.comではたくさんの体験プログラムを紹介しています。
メロンに関する体験はこちらよりご覧ください。

北海道でのもっと濃いエコツアーを追求して、自然の中で新しい遊び方を提供していきたい 〜「ゆっくりずむ北海道」宮川幸史さん

森の中を歩く宮川さん

ゆっくりずむ北海道

宮川幸史(みやかわ・ゆきちか)さん

 

―最近の活動についておしえてください

宮川 「キャンプに興味のある人が増えてきたかな」と感じています。そこで、日帰りでアウトドア空間をおしゃれに楽しむプログラムをメインに実施しています。

札幌市内の中央区に「ニムの森」という会員制の秘密の場所があり、ここでディキャンプのプログラムを提供しています。個人の所有地で10ヘクタールくらいの面積があります。この敷地内の自然を案内しながら散策して歩きます。川が流れていて、焚き火もでき、ツリーハウスもあります。ワインバーみたいなことをやったり、川にイスとテーブルを出して食事やドリンクを楽しみます。

今年2019年からスタートしました。夏も冬も内容を変えて実施します。トレッキングもこの森をベースに開催しています。

 

ゆっくりずむの川バー

 

―地方での活動は?

宮川 4月下旬に、何人かの共同プロジェクトで三笠市に宿泊できる畑の中のレストラン「EKARA(エカラ)」をオープンさせました。BARCOM札幌のシェフを派遣しています。そんなご縁で、三笠のプログラム開発もしています。三笠には桂沢湖があって、幾春別川が流れていて、森もある。また三笠には素敵なワイナリーもあります。そのワイナリーを軸に、ストーリー性のある炭鉱遺産や、ジオパークをつなげて1日楽しめるようなプログラムをつくっています。

細かな部分のツメをして今年、リリースしていきたいと考えています。このプログラムを日本観光振興協会・日本旅行業協会・日本政府観光局が主催する「ジャパン・ツーリズム・アワード」という賞があるのですが、それに応募したいと思っています。このアワードでは、2017・2018年の国内・訪日領域部門で2年連続 当社の「美味しく・楽しく・感じる・地域を繋ぐエコツアー」が入賞を果たしました。

 

―ツアー開発・ガイド以外の仕事も?

宮川 外部アドバイサーを頼まれる仕事も受けてやっています。現在は環境省が進めている国立公園を底上げするプロジェクトがあります。わたしは支笏湖をフィールドとして有識者として会議に参加して、現地のプログラムのアドバイスなどをしています。

エコツアーの要素を盛り込んだものにしたいという意向があるため、わたしに白羽の矢が立ちました。エコツーリズムに理解があり、現場のガイド経験もあり、インバウンド対応できるということで探していくと、あまりいないようなのです。ということで、最近はお声をかけていただくことも増えました。

 

バルコの店の外で宮川さん

―普段はどこにいるのですか?

宮川 札幌市の中央区北2条西2丁目にある地域を愉しむ北海道のBAR「BARCOM札幌」には、週に1〜2回出ていてカウンターでワインなどをサーブしています。接客はガイドの役にもたっています。

ツアーに出ていない時は、下見をしているか、あとは山の仕事などぷらぷらしていますね(笑)。

この週は、中米のコスタリカにツアーで行ってきます。毎年行っているのですが今回はお客さまは2人。12泊のネイチャーツアーです。参加者の嗜好にあわせて現地のアクティビティーを組み立てます。今回はツリーハウスを巡って泊まってきます。冬は、スノーシューツアーが人気があります。インバウンドの冬の撮影ツアーなどでは、道東をアテンドしたりしています。リクエストがあれば地方へも出かけてゆきます。

 

―ガイドにはどうして?

宮川 わたしの実家が石川県の金沢市でアウトドアショップをやっていました。父がアウトドア好きで、山のガイドをやったり海のダイバーをやったり。特にダイビングは、あの地域では第一人者でした。わたしは海はダメですけれど(笑)。

そんな環境で育ったこともあり、21歳の時にアメリカに留学しました。48州、ぐるぐる5周近くキャンプで回りました。その後、中米のスイスと呼ばれるコスタリカでエコツーリズムというものを知りました。知り合いが北海道がいいよ、ということで来て、以来インタープリターとして自然と人との通訳することを生業に、エコツアーを開催してきました。

 

―北海道には何年になりますか?

宮川 来て20年になります。エコツアーに関して言うと、ようやくというか、まだまだですが、伸びしろはあると感じています。自然体験文化というか、アウトドア・エデュケーションというものが、これまで日本にはあまりなかったと思うのです。

しかし、最近、たくさんの外国人旅行者が来るようになり、旅行者のニーズとして顕在化してきたように思います。日本では自然は「守る」という観点で力を入れてきました。それが、「どう活用するか」というものに変わってきたような気がしています。

 

ガイドの未来を語る宮川さん

―今後のアウトドアプログラムの未来は?

宮川 いままで日本に存在していなかった遊び方に注目しています。20年前のラフティングやキャニオニングのようなものです。今は当たり前のプログラムになりましたが、最初は「だれが川をボートで遊ぶんだ」と。これからもまだまだ未知なるものが入ってくると思います。

最近ならSUPがそうですね。あっという間にあちこちに広まりました。こういったものにどう対応するか。この前聞いたものに「ドライキャニオニング」というものがありました。水がない渓谷をロープワークで谷底に下りて遊ぶ。渓谷を上下に移動しながらのプログラム。いろいろとあると思います。

 

―課題はどんなことがありますか?

宮川 若い世代の育成があります。わたしたちがアウトドアガイドを始めた20年前って、この仕事だけではなかなか食べていけなかった時代でした。夏はいけるけど、冬はどうする?と。でも今は状況がだいぶ変わりました。シーズンを通じてガイド業だけでやっていける人が増えてきました。仕事としてネイチャーガイドという選択肢も出てきました。

しかしその一方で「いくらお金をもらえるのですか?」というスタートになっている人もいる。この仕事がやりたいというのではなくて楽だから、という判断で来る人もでてきた。人材不足ではありますが、何のためにこの仕事をしているのか、といった基本的な部分を教えていく必要があると考えています。

人を育て、世代交代していくこと。ぼくらのノウハウやスキルといったものを伝えていける環境を整備していく。そのためにも、現在のツアーももっと濃いものにしていくことが、次なる役割かと思っています。

本文敬称略

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北海道で食べ歩き~帯広 平原通り その2

辛いものを食べた後は、やはり甘いものを欲してしまいます♪
永遠に終わらないループに入ってしまいました(笑)
そんな訳で、「カレーショップ インデアン」さんを後にし
平原通りをまたてくてく歩きます。

そして、2軒目はコチラです!
六花亭 帯広本店」さん。
帯広に来たら、やっぱり立ち寄ってしまいます。

いつも時間がないので、1階のショップでお買い物しかできないのですが
今回は、念願の2階のカフェに行っちゃいます♪♪
狙うは、帯広本店オリジナルの「リコッタパンケーキ」

うわぁ~、すごいフワフワなやつが、やってきましたよー!!
さすが、美味でございました。あと1皿いけちゃうね。

しかし!もう1軒、ターゲットがあるので今回は我慢しておきます。
六花亭 帯広本店」さんを後にして、てくてくタイムを再開します。

そしてそして、最後の3軒目は、「クランベリー 本店」さん。
そうです!あの大きなスイートポテトが人気のお店です。

こちらのスイーツも、優しい甘さで何個でも食べれてしまいそう。。

おいしいものが溢れている、恐るべし「平原通り」。
また行きまーす!

北海道で食べ歩き~帯広 平原通り その1

本日は、帯広で食べ歩いちゃいますよ~。

札幌から、特急に乗って約2時間35分。やって参りました、帯広です!

「なつぞら」の舞台、十勝でございます!!

13時頃に到着したので、さぁランチと思いましたが
帯広駅構内でまずは、ソフトクリームから。
空腹すぎて、デザートから食べるという邪道な手を使います(笑)

おいしいソフトクリームに心も満たされ、気を取り直して出発しましょう!
それでは、現在地の確認です!! 
今回のターゲットは、「平原(へいげん)通り」。

JR帯広駅の目の前の大きな通りを、てくてく歩いていき、最初の1軒目は
十勝と釧路にしかない「カレーショップ インデアン」さん。

早速、チキンカレーを頼んでみました♪ 辛さも選べてちょうどいい感じ♪♪

辛さの足りない方には、こんなのもあるそうですよ。

地元の方はもちろん、スーツケースを持って入ってくる出張中らしい方や
学生さんなどが、次々にお店に入ってきます。
そして、お持ち帰りをする時は、お家の鍋を持っていくとそれに入れてくれるそうです。
いつの日か、私も鍋に入れて、お持ち帰りしたいなぁ。
でも、鍋を持ってJRに乗るのって、変な人でしょうかね~??

お腹も満たされ、うれしくなってきたので、お次は、スイーツに行ってみましょう!
続く。。。

北海道で買って帰ろう~こんなお土産どうかしら ファームデザインズ編 その2

北海道には、おいしいおいしい食べ物がたくさん♪
お土産選びにも迷ってしまうことでしょう。

先日ご紹介した「ファームデザインズ」の牛さんクッキー、第二弾です!
子牛サブレは、小さな牛さんクッキーがたくさん入っておりますよ♪

かわいいので、今回も若干アレンジしてみました。

とってもかわいいので、もう1頭増やしてみました(笑)

こういう楽しみ方もできる、クッキーはいかがでしょう??
楽しい思い出と一緒に、おいしいお土産も持って帰ってくださいね~♪♪

酪農体験では、本物の牛さんにも会えますよ~!
コースNo.1042
♪新鮮なミルクの試飲付♪街の近くの牧場で牛と触れ合う酪農体験

コースNo.105
お手軽! 日帰り酪農体験~牧場見学+搾乳体験+バター作り(牛乳とアイス、クラッカー付)~

コースNo.106
お手軽!日帰り酪農体験~牧場見学+搾乳体験(牛乳とアイス付)~

北海道で食べ歩き~ 札幌 SATURDAYS CHOCOLATE

札幌にある「SATURDAYS CHOCOLATE」は、カカオの生豆からチョコレートを作る、「Bean To Bar 」Chocolateの札幌ローカルブランドです。
小規模で丁寧に作られるチョコレートたちは、こだわりのつまったものばかり。
それにしても、入る前から、オシャレ感があふれ出ております♪

大人なチョコレート、やみつきになりそうです!

◇今回のお店◇
SATURDAYS CHOCOLATE
住所:札幌市中央区南2条東2丁目7−1 SALMON1F
TEL:011-208-2750
営業時間:10:00-18:30
定休日:毎週水曜日